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所有-今度こそ、共に。2

所有-今度こそ、共に。の続き

ちゃっかり藤田君が登場します。
が、とてもちょい役です。名前だけです(笑)







御堂が事故に遭い入院してから一週間が過ぎた。
命に別状はなく、幸いにも怪我は軽症で済んだことによりそう長くは入院せずに済み、今日退院の日を迎えることとなった。
さすがに一週間もの間、御堂が不在のまま克哉一人で仕事を続けるわけにもいかず、急遽MGNから御堂の部下でもあった藤田を引き抜いてきた。

藤田を引き抜いたおかげもあってか、仕事は順調に事を成し、今日一日の仕事を早めに切り上げ、克哉は御堂を迎えに行くことにした。
電話で御堂に迎えに行くと伝えれば、一人で帰れるから私のことは気にするなと言われたが、帰り際、また事故に遭われたら困ると言えば、御堂は電話ごしにすまない、と一言呟いた。

病院から御堂のマンションへは、徒歩で帰ることにした。
たまたま病院から近かったということもあるが、車で事故に遭った後に車で帰るというのは、事故後の恐怖心を煽るようなものだ。

帰り道、終始無言が続いていたが、急に、克哉は御堂の手を取った。

「…っな、佐伯!?」

いきなり何するんだと咄嗟に手を振りほどこうとしたが、佐伯にぎゅっと手を握られそれはかなわない。

「嫌なのか…?」
「いっ、嫌って…大の男二人がこんな街中で手を繋いでいたら変に思われるだろう…」

そう御堂がしどろもどろに答えれば、克哉は怪訝な顔をした。

「俺はそれでも構わない。見せつけてやればいい。それに…」

するとまた、克哉は御堂の手を強く握った。

「こうしていれば、あんたは何処にもいかない。事故に遭ったってこれなら二人一緒だ」

克哉は御堂の一歩前を歩いていて、御堂が克哉の表情を見ることは出来なかった。
それでも、御堂には克哉の感情が痛いほどに伝わってきた。
迷惑をかけてしまった申し訳なさに胸が一杯になる。

「…すまなかったな」
「………………」
「…心配をかけた」
「………………」
「それに、仕事だってっ…!」

そこまで御堂が言いかけた所で克哉は急に足を止めた。

「…っ、佐伯?」

「俺は、あんたが居てくれればそれで良いんだ」

そうただ一言。
それきり、克哉は御堂の手を握ったまま、御堂のマンションに着くまで一言も言葉を発しなかった。

---------------------
----------------

御堂のマンションに着くなり、克哉は御堂を寝室へと押し込め、ベッドの上に無理矢理押し倒した。

「…っ」

事故による怪我は、いくら軽症とはいえ、追突時の衝撃により全身を打撲しているのだ。
思い切り押し倒された衝撃に身体中が痛む。頭が痛い…。

「…佐伯っ、や…めろ!」

嫌だと抵抗し、押し返そうとするが、その手はいとも容易く押さえつけられてしまう。

「佐伯…何もこんないきなり…っ」

退院したばかりでことに及ぶには、いくらなんでも御堂の身体に負担が掛かりすぎる。
一年前ならまだしも、今の克哉は御堂が嫌だと言えばなるべく無理強いはしないようにしていた。
それなのに、どうしたというのか。
今の克哉は御堂が嫌だと言っても止める気配などなかった。

佐伯の様子は、病院から帰ってくる時から何かおかしいとは感じていた。
やはり、怒っているのか………?
佐伯の行ってきて下さいとの言葉に甘え、仕事を佐伯一人に任せ友人の結婚式へと赴いた。
早く帰ってこようとしたはいいものの、途中で事故に遭い、挙句の果てには一週間も入院する形になってしまった。
ただでさえ忙しく大事な時期だというのに…。
しかも、まだ社員は私と佐伯の二人しかいなかったのだ。
佐伯が急遽、MGNから藤田を引き抜いてきたおかげで、仕事は何とか事を成した。
それにしたって………
私は迷惑をかけてばかりだな。
自分の情けなさに呆れ返る。
こんなことでは佐伯が怒るのは無理もないかもしれない。
私を見る佐伯の目は、怒っているようにも呆れているようにも見えた。

その夜、行われた行為は、早急で酷く乱暴なものだった。

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